こちらの記事はTotal War WARHAMMER Ⅲリリース直後の記事になります。キャンペーンモードは、混沌の領域です。
キャセイは防衛よりの種族で、近接ユニットと遠距離ユニットが互いに近くにいることでステータスが強化される特徴があります。
キャンペーンではキャラバンや長城などの仕組みも存在するので、そのあたりを解説していきます。
種族の特徴
キャセイの強み
- 近接ユニットと遠距離ユニットが互いに近くにいると、ステータスが強化される
- キャラバンを通じて、強力なユニークアイテムを獲得できる
- 長城を襲撃する敵を倒して、経験値稼ぎができる
- 陰陽のバランスを維持することで、勢力全体にバフを得ることができる
キャセイの弱み
- 陰陽のバランスの維持が大変
- 長城を確保して安定させるまでは、混沌の軍団がキャセイを襲撃し続ける
- キャラバンは敵対勢力に狙われやすい
序盤の動き
キャセイは覚えることが多いので慣れるまでは大変です。序盤は長城が破壊されており、敵対する混沌の軍団が出現し続け、領地を荒らします。
序盤の動きがかなり重要なので、裂け目が出現する約30ターン目までには、長城を1つは確保して、混沌の領域から戻るまでの時間稼ぎを行います。その後、60ターン目までには、長城の建造物には維持費削減効果のある施設があるので、それを建造して軍勢を常駐させ守りを固めれば安定します。一度安定したら、長城はロードの経験値稼ぎになり、他で戦う機会が減るのでキャンペーンがスムーズに進みます。
キャセイを1周クリアした経験から、いくつか序盤の重要な動きを述べていこうと思います。
序盤の重要な動き
- 州を統一したら、敵対するキャセイ勢力とは和平する
- Sarthorael’s Watchers(ティーンチ勢力)を滅ぼす
- もう一人のキャセイのレジェンダリーロード(相方)に、必要な拠点もしくは不要な拠点を渡して支援する
- 長城をミャオ・インで確保(ジャオ・ミンならミャオ・インに確保させる)する
上記の動きを30ターン目までには実行したいところです。これから、なぜ重要なのかを解説していきます。
優先度
- 開始地点の周囲を安定化
- キャセイ勢力が長城を確保する
- 相方に不要な拠点を売り、管理する領地を減らす
長城から定期的に攻めてくる混沌勢力が非常に厄介です。定期的に出現して拠点を荒らし続けるので、落ち着いて混沌の領域へ行くことができません。少なくとも時間稼ぎができるようにキャセイ勢力が確保する必要があります。そのためには、最初に周囲の敵を減らす必要があるでしょう。
30ターン目までにやることは非常に多いです。開始地点の州を確保したら、余計な戦闘をする暇がないので、金銭を支払ってでも敵対するキャセイ勢力とは和平しましょう。ここでの和平は「お前を倒すのは後回しだ」という意味なので、序盤の動きを終えて混沌の領域から戻ってきたら、余裕があるときに始末してもよいでしょう。
Sarthorael’s Watchers(ティーンチ勢力)を滅ぼす
ミャオ・インの右下にいるティーンチ勢力は非常に厄介です。長城を確保する障害となっており、自勢力の拠点を定期的に攻めてきます。AIのミャオ・インは、この勢力の妨害により長城の確保ができないため、ジャオ・ミンでプレイする際は早めに滅ぼしましょう。
相方を支援する
世界中に裂け目が出現するため、領地を広げるのはデメリットが多いです。特に収入に乏しい序盤はなるべく広げないほうがよいでしょう。不要な拠点は、相方に渡して金銭をもらうのがおすすめです。できない場合は、友好的なキャセイ勢力でも問題ありません。
AIのミャオ・インを支援する場合は、彼女の州統一を支援するのがおすすめです。本拠地からなかなか動かないので、長城の確保がどうしても遅れています。入植費を支払ってでも拠点を確保して売りつけましょう。その後は、長城の確保に力を入れるはずです。
厄介なカイロス
PVではキャセイとティーンチの戦いがありましたが、AIのティーンチ勢力と長城で戦うことはありません。終盤まで戦うことになるカイロス・フェイトウィーバーは、山からテレポートしてキャセイに侵入します。このテレポートは本来、少なくとも50ターンほど研究をして使用可能になるのですが、AIの場合はなぜか序盤から使用できます。序盤の30ターンの間に一度は侵入してくるため、西側の拠点は落とされてもいいように、重要な施設は建てないようにしておきましょう。
オーガとの外交について
キャラバンは必ずオーガの勢力の領地を通過します。敵対すると、キャラバンが目的地に到着する可能性が大きく低下するので、なるべく不可侵条約を結びましょう。
グリーサスが他のオーガ勢力に対して好戦的です。モブのオーガ勢力と条約を結びすぎると、彼の機嫌を損ねて宣戦布告される可能性が高まりますので、オーガとの外交は、グリーサス動きをよく見て決めましょう。彼と条約を結んでいるオーガ勢力とは仲良くして、他は不可侵条約までにすることで、オーガとの衝突を少なくすることができます。
まとめ
AIのミャオ・インは結構支援が必要なので、ジャオ・ミンでプレイする際は大変そうです。最初はミャオ・インを使用して、序盤の動きを練習しておくとよいでしょう。
安定したら、ターンエンドを繰り返して次の裂け目の出現まで、のんびり過ごせるのでかなり楽でした。激戦区であるキスレフからは遠く離れているので、敵が少ないのも影響しているでしょう。