今回は暇つぶしにWARHAMMERの塗装でよく使う塗料についてまとめていきます。
参考になれば幸いです。
主な塗料
WARHAMMERの塗装でよく使う塗料は主に2つ
- シタデルカラー
- ファレホ
そして個人的によく使っているTwo Thin Coats。最近出たばかりの塗料なので知名度は低い。
今回はこの3つについて話していきます。
シタデルカラー
WARHAMMERのミニチュアを塗装するために作られたGames Workshopの水性塗料。初心者でも塗装しやすいように塗料の組み合わせやレシピが公開されており、使っている人が多いのでアドバイスなどをもらいやすい。公式の塗装動画や箱の表紙のミニチュアは全てシタデルカラーを使用して塗装している。
BASE、SHADE、LAYER、DRY、TECHNICAL、CONTRAST、AIRの7種類存在するが、実際に使うのはBASE、SHADE、LAYERがほとんどで、必要な時にTECHNICALを使う。
CONTRASTはスピードペイントで使えるので、こちらをメインにする場合は、BASE、SHADEは必要ない。
塗装方法としてはクラシック・メソッドとコントラスト・メソッドの2種類存在する。
クラシック・メソッド
BASE、SHADE、LAYERの順で塗装していく塗装方法。暗い色から徐々に明るくしていく感じ。時間はかかるが表紙のミニチュアのように塗りたい、時間をかけてもいいと思う方におすすめ。
コントラスト・メソッド
CONTRASTを使用したスピードペイント。白色の下地が必須なので、スプレーなどで真っ白にしておこう。白の上にCONTRASTを塗ることでBASEとSHADEの役割を同時に果たすことができる。コントラストだけでもそれなりの完成度になるので、塗装が面倒に感じる方におすすめ。塗料は単品で1000円を超えるが、クラシック・メソッドをやるよりは安く済む。
ファレホ
日本ではボークスから購入することができる。シタデルカラーより安く大容量であり種類は豊富。しかし、臭いが強烈であり、希釈する時は精製水が必要と言われている。僕はファレホゲームカラーを使ってみましたが、臭いが無理だったので売り飛ばしました。
ファレホメカカラー、モデルカラー、ゲームカラーなど様々な種類があるが、ファレホを使うメリットとしては塗料の安さと種類の豊富さが挙げられる。塗装が上手になっていくと様々な色が存在するファレホに魅力を感じるようになるだろう。
ファレホでWARHAMMERのミニチュアを塗装する動画は海外しかない。日本では探せばあるかもしれないが、ほとんどない。そのためレシピは海外勢の動画を見て探すしかないという手間があるのが欠点。初心者の方にはハードルが高い。
Two Thin Coats
boiler web storeから購入できる最新の塗料。通称ダンカンカラー。僕がメインで使用している塗料。
知名度はあまりないが、シタデルカラーに近い塗料です。使い勝手はシタデルカラーに近いため、よく似た模造品のように思われるが、シタデルカラーより優れているのは以下の通り。
- 黄色の発色が良い
- 水で薄めなくても使える
- 乾きにくいためシタデルカラーより細かく洗わなくても良い
だいたいこの3点が大きな違いとなっている。
シタデルカラーの黄色は酷すぎるので何とも言えないが、Two Thin Coatsの黄色は隠ぺい力が高くきれいに発色する。
意外かもしれないが水で希釈しなくても塗れる。水でどのくらい薄めたらいいのかわからない初心者の方でも問題ない。
シタデルカラーより乾きにくいという欠点はあるが、筆で塗料が固まるのが遅いメリットになりえるのでここは好みがわかれるところだろう。
シタデルカラーの上位互換のように思われるが、知名度はあまりないので友人とかに相談はしづらい。とはいえシタデルカラーを参考にしているだけはあり、シタデルカラーのどの色に対応しているかは表を調べればわかるようになっている。シタデルカラーのレシピを調べて表を参考に変換して買うのもありだろう。
ちなみに塗装動画はこのカラーを監修したダンカン氏のみである。僕は塗装動画で使っているが、マイナーなので除外しても問題ないだろう。
まとめ
この記事で紹介した塗料についてまとめると以下の通りです。
初心者 | 入手 | 価格 | |
シタデルカラー | ◎ | ◎ | △ |
ファレホ | △ | △ | ◎ |
Two Thin Coats | 〇 | △ | △ |
初心者の方はシタデルカラーでよいでしょう。十分に知識を得てから他の塗料を使うのがおすすめです。やはりレシピや知名度があるのはかなりの強みになります。
今回はここまで。
ではまた。